体当たりフィーバー
って、正に私みたいな人を指す代名詞だったりするのかな?
「そうかもしれないわね」
「・・・おーぅ、心読まれたうえに肯定までされたわよーん・・」
何故、ナゼ、なぜ。
私がここにいる理由は?いやいや、その前にどうやってここに来たかか?いやいやいや、どうしてこんなことになっているかか?
「・・・えーっと・・・?・・とりあえず貴女に憧れてました?」
「あら、ありがと」
うん、よし。言葉のキャッチボールは良好。コミュニケーションばっちりじゃん、私。それじゃあ次は・・・
「あの・・壱原侑子さん、ですか?次元の魔女の・・」
「ええ、そうよ」
この人は私が知っている次元の魔女の侑子さんで間違ってないみたい。よし、オーケー。
「って、オーケーなわけあるかあああ!!」
「近所迷惑」
ズビシッ、と脳天にチョップ落とされました。痛いです。ものすごく痛いです。ってことで夢ではないっぽいです。
「『HOLIC』」
「!?」
「その漫画に私・・・いえ、私達の事は描かれていたわね」
「な、んで・・それを・・・」
私がここにいる理由。
私がここへ来た方法。
私の目の前にいるこの人。
これらの今の状況の疑問を簡単にまとめると・・・今の私のこの現状は何ですか?
・・・・・誰か説明プリーズ。
NEXT
10.03.29